![]() ![]() SUPER-BENTは、本芝再現をテーマに開発した標準ベント芝タイプ。 パットの基本を練習できる標準タイプとして、ネット販売では5年間連続全国トップの人気製品として、初心者から上級者まで幅広く普及しています。 順目は、練習グリーンのフラットな場所。気持ちよく伸びて行き、カップ際でゆるやかに減速する。 逆目は、芝の抵抗を感じる。パターの芯で打ち、順回転をかけてカップの向こうまでしっかり打つ。 ![]() 【2018年春・新製品】 TOURNAMENT-SBは、SUPER-BENTをベースに芝を締めて鍛え上げた高速・ハイグレード版グリーン。 プロやトップアマチュアの試打、意見を反映しながら、名門コース・ツアー開催コースの本番のグリーンを再現。 順目は、高速ベントグリーン。ブレーキがかかることなくボールがライン上を流れて行く感覚。 逆目でもSUPER-BENTの順目を上回る高速グリーンで、最後の逆目一転がりを順回転で入れる。 スピードのバリエーションを楽しめます。 ![]() BENT-TOUCHは、 工房初期からのクラシックモデル。 芝の柔らかさを感じるタッチながら、カップ手前で減速せず、スーッと伸びる。 インテリアにも合う色合いだが、実は距離感の難しい高速グリーン。 TOURNAMENT-SBが登場するまで長く高速グリーンの定番として評価を得て来たクラシックモデル。 ![]() EXPERTは、緩い下りにも匹敵する最高速で精密なグリーン。 軽く触るだけでボールが 転がり出す。少しタッチを誤ると1m以上行き過ぎてしまう。 実際のラウンドではスコアに差の出る難しい局面がこのスピード。 下りの2mを確実にカップインしたい方に。 ![]() ![]() よくお客様から「9フィートのマットはありますか?」といった問い合わせが入ります。日頃よく行くゴルフ場が9フィートなので、それと同じマットが欲しい というご希望です。 実はこの「○フィート」という数値は、グリーンを整備した後の早朝に、スティンプメーターを使って、割り合い平たんな部分で数回転がした距離の平均値です。 ところが実際のラウンドでは、下り、上り、スライス、フックが入り混じり、平たんなパットはほとんどありません。 これを実証するため、当工房ではゴルフ場でのラウンドにスティンプメーターを持ち込み、プレー中のパッティングラインの転がりスピードを計測しました。 ![]() この調査から分かることがいくつかあります。 ●よく表示のある「8フィート、9フィート」はあくまで平坦な場所の話である。 ●転がりスピードは、上りで5ftから、下りで30ftの間に点在しており、中でも6ftから18ftの間が多い。 ●これは仮に平たん部が9ftとすれば、67%〜200%に相当します。実際の場面を思い出せば、同じタッチで打っても3割短くなる上りライン、2倍転がる下りラインということで納得できます。 ●冬のグリーンは数字を見ても非常に荒々しく難しい。 「9フィートのグリーンは本当に9フィートなのか?」に対する答えは、「一部、9フィートぐらいの場所もありますが、実際は様々な速さです」ということになります。 ![]() 先ほどのゴルフコースの調査で分かるように、実際のグリーンはスピードの変化に富んでおり、ゴルファーは幅広いスピードに対処することが必要です。 それを想定して、当工房では、標準・高速・最高速の様々なパターマットを製作しています。 スペースに余裕があれば2〜3種類のマットを並行して練習することが効果的です。 【自分の課題から選ぼう】 「どれか一枚」を選ぶ場合は、個々のゴルファーの「課題」を意識すれば自ずと結論が出ます。 パットの基本やフォーム固めをしっかり練習したい方は、標準タイプ(SUPER-BENT、8〜 9ft)に充分習熟 してから高速、最高速へ と広げて行くと良いでしょう。 一定の芝の抵抗があり、常に安定したストロークでパットの真芯で正確にボールを捉える練習ができます。 また、パターマットや練習グリーンではうまく打てるのに、本番のコースの微妙な距離感が難しく感じるという方は、高速タイプ(TOURNAMENT-SB、 10〜12ft)からスター トしても良いと思います。 本番のパッティングで、「失敗する」場面はどれかと考えると、ほとんどが「速いグリーン」「下りのパッティング」なのです。逆に言えば、「高速を制する者がスコアを制する」とも言えます。 例えばSUPERBENTとTOURNAMENT-SBを併用すると、順目逆目合わせて4種類のスピードを。さらにEXPERTを使うと5種類のスピードを自分のものとすることができます。 スペースの制約があると思いますが、できるだけ長いマットをお選びいただき、スピードの変化だけでなく、様々な距離感を試すことをお勧めします。特に高速グリーンは、標準タイプより20〜50%長い距離がほしくなると思います。 ![]() ![]() これまで、当店ではスピードを数値で表示することを控えて来ました。 理由は2つあります。 1. 誤差の問題:使用場所、保管方法、気候によってマットの転がり方は異なります。また生産ロットや、使用期間でも誤差は発生します。一般に、使用期間が長くなると踏みしめられることで芝は締まり、スピードが速くなる傾向にあります。 2. 測定方法の問題:スティンプメーターは、実は絶対的な測定器ではありません。 理由はその測定方法にあります。 スティンプメーターのスロープを落下したボールはグリーンに衝突し、そこで芝と地面のクッションでスピードが緩和されます。その後転がった距離が「スティンプメーター値」となります。 ところがパターマットの場合は下地が板の間やコンクリートであり、落下後にスピードが緩和されずそのまま転がっていきます。そのため転がり方の体感速度がコースのグリーンと同じであっても、パターマットのスティンプメーター測定値は20〜30%(床の状態や測定方法によっては50%以上)も速く表示されてしまうのです。 しかしマットの種類が増加し、特に新製品TOURNAMENT-SBとSUPER-BENTの違いを説明するためにも、数値を用いることが必要になってきました。 そのため、下記のような測定方法で得られた結果を「S指数」として表記いたします。 ![]() ![]() マットの使用状況や生産ロット、試用期間による誤差がありますので、S指数そのものが誤差を含んだものであることを、予めご理解をお願いします。 ●お手元にこれまで使い込んだマットがある場合、購入時よりも高速化しており上記のスピードとは異なります。 ●将来的には、マットの生産工程や素材の改良などにより指数は変わる場合があります。 各マットの説明文と合わせて、製品選びの一つの目安として参考にしてください。 |